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葛というのは 秋の七草に入っている日本古来の植物です。空き地や土手で誰もが見かけたことのあるなじみの深い植物です。
昔から捨てるところがないといわれ、根は風邪の時に飲む葛根湯やお菓子や葛切を作る葛粉になります。
葉に隠れて目立たないのですが花はとても香り高くルビナスの花に似た形で赤紫色。はじめはこの花と大きな葉の魅力で装飾目的で輸出されたほどです。花も二日酔いの薬となると言われています。
蔓(つる)は強靭で伸縮性があり昔から痩せた土地でも日当たりさえよければ成育する生命力を持っているので近年ピボツナ火山後の土地の緑化や砂防用資料用などに種が送られ植えられています。
そんな葛の生命力捨てるところがないというエコロジカルなところ、そして何より葛粉の最高級品である吉野葛はまさしく奈良県のシンボル的存在であることから今回のプロジェクトは始まりました。 |

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奈良県繊維連合会では 葛のつるを使った繊維とは別のもので吉野葛を作る工程からなにか新しい奈良の素材ができないか?と考えてきました。
そこで吉野葛の製造販売の老舗 井上天極堂様にご協力をお願いしました。

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染色も奈良墨染め 柿渋染 吉野杉の葉染め 藍染め 葛の葉染めその他様々な草木染めを取り入れ自然が作る色を大切にしています。
| 推古女帝時代に「聖徳太子」が定めた「冠位十二階の制度」の位色は上位から紫、青、赤、黄、白、黒、の六色配されがそれぞれの色の濃淡で二段階に分け計十二階でした。同系色の色では濃い方が高位になり、当然農(き)紫が最上位になります。冠位とは冠と位のことですが階級の色は冠だけでなく衣服にも用いられたので目立つこと甚だしく大いに競争心を煽ったことでしょう。例外もありますが主に染めるのが難しい、染料が高価なものが上位の色とされていたよです。当然 化学染料などないですから様々な天然染色が研究されたことでしょう |
- 奈良墨染
- 書道の世界では 一流品とされる奈良墨で染めます。
上品で美しい墨からのグレーのグラデーションが表現できます。
(奈良 墨雲堂様の協力を得ています)
- 柿渋染
- 柿渋の中でも最も渋みの強い品種(天王柿など)を使います。
青柿を最も渋みの強い時期(8月中旬〜下旬)に採集し、砕いて絞ります。
これを1年から3年以上ねかせて熟成してつくられます。
- 杉の葉染
- 寒風に耐え育った吉野杉。その杉の葉を自然だけでじっくりと時間をかけ染め上げた手作りの草木染めです。
自然のやさしいイエローからレンガ色を出すことができます。手染めのためスカーフ、ストールなどの小物が中心となります。
(奈良県 黒滝村の杉の里工房さまの協力を得ています)
- 葛の葉染
- 葛の根の繊維で作った生地をぜひ葛の葉で染めてみたくて霜が降りる前にたくさんの葉を摘み手作りで丁寧に染めて頂きました。草木染では以外にもなかなか出ないグリーンがでるという情報がありましたがそのとおりさわやかな緑に染まりました。まだ試験的な段階です。
(奈良県 黒滝村の杉の里工房さまの協力を得ています)
- 藍染
- 日本最古の藍染品は、奈良の法隆寺(607年)及び正倉院(756年)に藍の組紐として残っていますおそらく日本最初の遣隋使(607年〜614年)か遣唐使(630年〜894年)が藍そのものか、または染色した糸を持ち帰ったのではないかといわれています。
染色見本
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ターゲット
日頃からナチュラルということに興味があり自然の色や風合いに心を癒されたいと感じている感性の高い女性。
あえて年代をきめないのは自然志向というのは世代をこえて持っているものだから。
体を締め付けずしかしただ大きくて楽。というものでない、つかずはなれずのパターンメイキングで素材もコンセプトもそしてシルエットもナチュラルということを目指します。
ウェアだけでなくリビングやキッチンのインテリア、小物また浴用タオルなど自然志向の女性の生活を潤おすさまざまなグッズ提案していきます。

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(財)日本紡績検査協会 近畿事業所にて実施。
サンプルは草木染の中のひとつの柿渋で染色したものです。
評価基準は2.2以上になるので洗濯の後でも数値が高いのがわかります。
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